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2012年05月16日
『わが師、松下幸之助』 PHP研究所 2003年3月発行 連載48
そうはいっても、初出馬の投票日の朝、もう疲労困憊で起きられなかった。こんなことは初めてである。投票に行ったのは昼ごろになっていた。帰ってくると夕方まで炬燵に入って寝てしまった。身体を起こすことができなかった。すでに落選だということは分かっていた。
だが、これでよかったと思った。負け惜しみではなかった。
「いまの私は、まだ国会議員としての器ではない、このまま行ったらたいへんなことになる。国会に行くには、まだ早い。もう一回苦労せい」
これは天が授けてくれた試練である、そう思った。
ちなみに後の3回の選挙では、投票日の朝に起きられないということはなかった。前日までの選挙戦で疲れてはいるし、しんどいことにかわりはなかったが、当日の朝は早く起きて投票に行くことができた。開票を迎える夜も余裕があった。2回目、初当選のときは投票日の朝、勝ったと確信した。落選した前回と違って、いくらしんどくても疲労が溜まっていても元気さがまったく違っていたからである。これは皮膚感覚で分かる特有のものであった。
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2012年04月02日
第26回 幹事長代行定例記者会見
2012年3月30日(金)15時00分~15時25分
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■冒頭発言
○社会保障と税の一体改革について
○郵政関連法案について
○平成24年度予算について
○議員歳費削減について
■質疑
○国民新党について
○社会保障と税の一体改革について
○衆議院の選挙制度改革について
○議員歳費削減について
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■冒頭発言
○社会保障と税の一体改革について
【幹事長代行】消費税を含む法案の閣議決定が行われた状況の中で、これから「山あ
り山あり」の国会審議であろうと思います。視界がなかなかすっきりしないといいま
すか、視界が不良な中でのスタートだと思っておりますが、しっかりとこれから全力
で取り組んでいきたい、そのような思いを改めていたしております。
○郵政関連法案について
【幹事長代行】今日、郵政関連法案の3党による共同提出となりました。これまで長
きにわたりまして各党間での協議を続けてまいりましたが、郵政関連法案の早期成立
に向けての国会活動、国会審議、これも進めてまいりたいと思っております。
○平成24年度予算について
【幹事長代行】今日は年度末ということでありますが、暫定予算、また来年度の予
算、この関連においてしっかりとした政府・与党としての責任を果たしてまいりたい
と思っております。
○議員歳費削減について
【幹事長代行】私どもは既に14.24%という提案を各政党の方々にさせていただ
いておりますが、どうも二転三転しているようでありまして、現場での合意が成り立
つような状態に至ったかと思えば、また振り出しに戻る、こういうことであります。
自民党の皆さん方のご意見がなかなか定まっていないような状況でありますので、そ
んな状況を受けまして、しかし、4月から国家公務員の方の給与を削減したわけであ
りますから、我々議員の歳費も何とか4月から削減が実現できるように努力してまい
りたい。私どもは既に決まっておりますので、あとは自民党を含めた野党の方々のご
決断次第と、こういう状況になっておろうかと思います。あわせて私どももしっかり
とした責任を果たしてまいりたいと思っております。
■質疑
○国民新党について
【朝日新聞・鬼原記者】代議士会の前に幹事長室で代行と官房長官と下地国民新党幹
事長と面会されたが、そこでどんなやりとりがあって、下地幹事長からどういう表明
があったのか。
【幹事長代行】先ほど代議士会で申し上げたとおりでありまして、「国民新党の党の
決定として連立離脱をしないことを決めましたので、これからも従来同様よろしくお
願いします」、こういう話でありましたので、「わかりました。これまで同様よろし
くお願いします」と、こういうお話を正式にさせていただいたということでありま
す。官房長官も同席のもとでありますから、政府・与党共通認識のもとで、これから
また連立体制ということの中で頑張っていきたいと思っております。
【朝日新聞・鬼原記者】「党の決定として連立をこれからも維持する」と下地幹事長
が昼前におっしゃったが、その前に、けさ一番に亀井代表が総理と会われて「連立を
離脱する」と表明されている。この状況を代行はどのように整理されているのか。
【幹事長代行】他党のことについて私どもがとやかく申し上げるわけにはいきません
ので、それは国民新党さんにお聞きいただければと思っております。実際に自見大臣
も閣議決定に署名されたと聞いておりますから、党の決定どおりだと認識しておりま
す。
【西日本新聞・河合記者】下地国民新党幹事長との会談の中で、民主党として国民新
党が連立離脱しないと受け取った理由、どういったところで離脱を解消しないと判断
されたか、その根拠を教えてください。
【幹事長代行】いやいや、「離脱をしないと決めた」と国民新党の幹事長が我々に正
式におっしゃった。官房長官と私にはっきり「党の意思としてこういうふうに決めま
した」と、下地幹事長がおっしゃったわけですから、それをもとに言っています。
【司会・阿久津総括副幹事長】先方からお話をいただいたということですね。
○社会保障と税の一体改革について
【産経新聞・水内記者】小沢元代表に近いグループの中には、政府の役職や党の役職
を辞めたいと、今日午後に記者団のカメラの前で直接言った議員もいる。こういう事
態を代行としてはどのように受け止めて、今どのように分析されているか。
【幹事長代行】「分析」とかそういうことは不適切だと思っております。非常に大き
なテーマのあくまでも1つの区切りで、先ほど言いましたようにこれからが「山あり
山あり」の状態です。この段階でいろいろ皆さんご意見がある中でこういう結論に
至ったわけでありますから、いろいろご意見がまだ、我々は機械ではありませんの
で、これまでずっと言ってきたこと、思ってきたことが、1つのことによって全面的
に、皆さんが今叩いておられる機械のように、ポンとボタンを押せば全部スポーンと
変わるわけにいきません。ですから、そういう人としての当然の思いというものをど
う整理していくかについては、それなりにある種の時間を必要としながら、党内がま
とまっていく方向に向けて努力をしていくべきであろうと、このように思っておりま
す。
【産経新聞・水内記者】今の段階で党の役職などで辞表などは出ているか。
【幹事長代行】私は何も聞いておりません。
【共同通信・市ノ瀬記者】代行は「一致結束して」と何度もおっしゃってきた。法案
が決まる矢先に政務三役の方が辞めたいという意向を漏らされたりしているこの状態
について、どのように受け止めていらっしゃるか。
【幹事長代行】先ほど言いましたように、皆それぞれ、ある種の心の整理をしながら
前に進んでいかなければなりませんので、機械だったらスポン、スポンと割り切って
いくということですが、それはちょっと人間味がないのかなぁと思っておりまして、
人間であれば、様々な感情をみんなでいい方向に向けていくと。いろいろな思いを、
これから前に進んでいくガソリンにすることができればというような思いで、常にプ
ラス思考で取り組んでいきたいと思っております。ある意味でいうと「雨降って地固
まる」という方向に向けて物事を進めることができればと、このように思っておりま
す。
【フリーランス・安積記者】報道によれば、昨日の会見で輿石幹事長が「消費税の法
案に党議拘束をかける」と。「造反なら処分対象か」という問いに対して「常識的に
はそうだ」と。代行も党議拘束をかけるべきだとお考えか。
【幹事長代行】一般論として、与党として党で決定したものについては皆さんに賛成
していただくというのが当然のことであろうと思っております。単純に一般論として
はそのとおりであって、今後のことについては、私が今とやかく言う必要はないと思
います。幹事長も一般論としてのことをおっしゃったわけであろうと思っておりま
す。
かつて、私の短い国会での生活の中で、例えば臓器移植の問題とか、人の価値観にか
かわるテーマについて党議拘束が外れたという経験もあります。私もあのときには
様々な思いの中で、自分自身で判断させていただきましたが、例えば、自分がその当
事者であればどうなんだ、自分の家族が当事者であればどうなんだということも自分
の確認と、そして家族の場合には例えば子どもであり、私の両親であり、妻であり、
こういった人に対しても、私がなったときには、妻としてどうだ、子どもとしてどう
だ、親としてどうだ、ということもいろいろ聞きながら、最終的に判断したという経
緯もあります。
いろいろありますが、大きな重たい法案であればあるほど、普通は党議拘束がかか
るというのが一般論だと私は思っております。
【フリーランス・安積記者】昨年6月2日に菅内閣の不信任案の提出があったとき
に、欠席・棄権された議員には党員資格停止3ヵ月の処分が下っている。今回、もし
党議拘束をかけて造反の場合は、賛成に至らなくても、欠席・棄権だったら同様な処
分も視野に入っていると考えてよろしいか。
【幹事長代行】常にものを前向きに考えるのか、後ろ向きに考えるのか、悲観的に考
えるのか、楽観的に考えるのかということがあります。私は大体楽観論者であります
ので、すべてものがうまくいくという前提に立ってものを進めていきたい。こうした
ら成功した、こうしたら失敗だということで、失敗をゴールにして「こうやったらど
うなんだ」ということを考える、それが実は安全策で、万が一のことを考えてこうい
う考え方をしなければならない、これはこれで私はよくわかります。そういう考え方
を否定するものでは全くありませんが、私は常に楽観的に考えて、「こうだったらこ
れはうまくいったんだ」ということから考えるほうですから、今、造反が出たらどう
のこうのということについては全く念頭にありません。
【朝日新聞・鬼原記者】幹事長室の要職にあるが職を辞する意向だと報じられている
方もいる。代行は今日そういった方々と顔を合わせる機会が何度かあったと思うが、
そういった相談や話をしたことはおありだったか。
【幹事長代行】今日だけではなく毎日、朝昼晩、顔を合わせておりまして、そういう
中で我々幹事長室としてはそれぞれの、あそこに寄っているすべてのメンバーの悩み
も喜びも一緒に語り合って、これまで半年間進んでまいりましたので、今もいろいろ
な悩みを共有しながら、一緒に解決していこうと、このように取り組んでいるところ
であります。
【朝日新聞・鬼原記者】仮に幹事長室の要職につかれている方が職を辞したいと表明
されたとき、代行はどのようにされるおつもりか。
【幹事長代行】仮定の話にはお答えできません。
【産経新聞・水内記者】今日法案が提出されたことで、代行としても大前提として、
今国会での成立を目指していくということで間違いないか。また、これまでずっと与
野党協議を訴えてこられたが、法案が出たことで今後そのステージに移っていくと思
うが、例えば幹事長会談を呼びかけていくことになるのか。
【幹事長代行】今後どうなるのかということについて、年明けに言いましたように視
界ゼロメートルの中で進んでおりますので、その先の話までここで私がすることはな
かなかできないと思いますが、常識的に考えて、法案を出せば可能なところで早く成
立を目指すのは普通のことだと思っております。その「可能な」というところが、ど
の辺が可能なのかということについては、今後のいろいろな進捗状況の中で、判断し
ていかなければいけないだろうと思っております。それから当然、これから国会の委
員会の中で、また「国会の中で」というのは別に委員会だけではなくて、各党間の話
し合いがありますから、そういう様々な分野で話し合いが行われることを期待してお
りますし、そういうことを推進するよう努力していきたいと思っておりますが、元
来、幹事長会談というのは、最終決定とかものを大きく動かすとかそういう段階で
「最終意思確認をする場」というのが基本的な位置づけだろうと私は思っております
ので、幹事長会談で現場の人がやるような話をするのは全く筋が違うのではないか。
現場は現場の話が進めればいいと思っております。
○衆議院の選挙制度改革について
【読売新聞・池田記者】2月25日の期限を過ぎ、違法状態が1ヵ月以上続いてい
る。その間、議論が進展して解を見出せたかというと、なかなかそういう状況ではな
かったと思う。1ヵ月以上違法状態が続いていることについて、与野党協議会の座長
としてどう受け止めていらっしゃるか。
【幹事長代行】各党の意見が様々異なっておりまして、1ヵ月間、各党から個別に意
見を聞きながら、どこでどういう合意ができるのかを模索をし続けてまいりましたの
で、私としては、表には見えていないかもしれないが、しっかりと前に進んでいると
いう認識を持っております。ただ1ヵ月間、「一票の較差」の問題について結論が、
合意していないことについては、私のまだまだ至らぬところがあるからではないかと
反省しておりますが、最大のハードルは定数削減と抜本改革、つまり現行制度を維持
するのかしないのかという大きな問題、そして「80削減」という大きなテーマの、
私どもが旗を降ろすか降ろさないかという問題が「一票の較差」の前に立ちはだかっ
ているということでございまして、この二大テーマの整理をなるべく早くしなけれ
ば、「一票の較差」にたどり着かないということでありますので、これからさらに全
力で取り組んでまいりたいと思っております。
【読売新聞・池田記者】スケジュール感として、解決するためにどういう手順を踏ん
でいくイメージをお持ちか。
【幹事長代行】それは頭の中にあっても、ちょっと今は言えないですね。
【読売新聞・池田記者】社会保障と税の一体改革の大綱の中にも、定数削減をやると
いうのが入っていることからすると、消費税の法案の採決までには、定数削減を含め
た選挙制度改革が進んでいないと、一般的には「おかしい」と映ってしまうが、それ
までには問題を前に進め、解決させるという認識でよろしいか。
【幹事長代行】それで結構かと思います。
【読売新聞・池田記者】先日、当選1回の衆議院議員が「比例定数80削減」を議員
立法で出したい、党内手続きに入ってほしいと求めたが、これへの対応はどうされる
のか。
【幹事長代行】今後、政治改革推進本部の中で党としては考えていきたいし、私は各
党協議会の座長という、2つの立場がありますが、私どもは、要は「実現」が大きな
目標でありますので、どうやって実現するのかという、針の穴を通すような作業をこ
れから全力でやっていきたい、そういう思いで、若い1期生の方々の思いをしっかり
受け止めながら、どうやって彼らの思いを実現できるのかということにウェ-トを置
いていきたいと思っております。
○議員歳費削減について
【産経新聞・水内記者】4月10日が4月分の歳費振込の日だったかと思うが、時間
が限られている中、民主党としては提案して答え待ちだと言うが、この10日間に何
か具体的にアクションをさらに起こすお考えはあるか。
【幹事長代行】うちが、ですか?私どもは冒頭に申しましたように、4月から国家公
務員の方の給与が削減されるわけでありますから、少なくとも国会議員もそれと合わ
せて削減が行われるというのが望ましいし、そういうように持っていくという思いを
強く持っておりますので、当然それまでに決着し、4月から同じように削減が行われ
ることを目指して、当然のアクションを起こしていきたいと思っております。
樽床チャンネル 一覧
2011年09月29日
野田総理の所信表明に対する代表質問2


